
コーヒー生豆を50gくらい用意します。

10~15分くらい豆を躍らせ続けます。
基本強火で火加減は火との距離で調整します。

よく見るコーヒーの色になったらザルに移して冷まします。

飲みます。
焙煎したてより、1週間くらい経った方が美味しかったりします。
一家に一台!
エチオピアで実際に使われているコーヒー焙煎用フライパン
ほとんどのコーヒー生産地ではコーヒーは外貨であり、自分たちで消費するものではありません。
その中でもコーヒーの発祥の地と言われるエチオピアは世界で5番目にコーヒーを生産しています。
しかし、エチオピアは生産したコーヒーの約半分を自国で消費するほどの『コーヒー大好き国家』
どのようにして飲まれているのかを今日は紹介します。

写真は実際にエチオピアで撮ってきた町中の商店の様子。
右上の方に重なっているのがコーヒー生豆です。
このようにコーヒー生豆が町の商店で簡単に買えるのがエチオピアです。
いつもの商店で各々のお気に入りのコーヒー生豆を購入して帰ります。
帰ってきたら欠点豆や異物を取り除きます。

ちなみにエチオピアで一番多く飲まれているのが、カッファという地のコーヒー豆。
カッファという地が「カフェ」や「コーヒー」という言葉の語源になったと言われています。
コーヒー発祥の地のコーヒーはコーヒー発祥の国が一番消費しているという、なんとも感慨深い実情。
欠点豆や異物を取り除く作業が終わると、焙煎の作業に入ります。

ここで登場するのが『マンカシャカシャ』
女性でも手軽に振れるほど、本体は軽くなっています。
実際に写真の女の子もこれで焙煎していました。
量ってみたところ、僅か120グラムでした。

エチオピアの色々な家庭でコーヒーを飲ませていただきましたが、味は家庭によって全く違います。
深~く焙煎するところ、程よく茶色に焙煎するところ、真っ黒に焦がすところ。
日本でいう、家庭ごとに違うお茶の味のようです。
味に正解はなく、みんながみんな「自分の家のコーヒーが一番美味しい」と胸を張って言います。

お好みの焙煎度合いまでいけば、冷まして粉砕して抽出します。
抽出と言っても、『ジャバナ』と呼ばれる、土器で煮出します。
ハクション大魔王の壺みたいですね。
この『ジャバナ』も一家に一台あり、家庭によって大きさがちがったりします。
ジャバナは1つ1つ手作りで、これもまたエチオピアではどこでも手に入ります。

ついに完成!
エチオピア式のコーヒー。
エチオピアでは「コーヒーセレモニー」と言って、コーヒーを煎るところからカップに入れるまでをお客さんの目の前でして、おもてなしする文化があります。
日本では気軽にサクッと飲めるコンビニのコーヒーがありますが、
たまにはキャンプやベランダでコーヒーを焙煎して、ゆっくりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
マンカシャカシャは勿論、エチオピアで一番飲まれているカッファの生豆やジャバナも全国発送可能です。
どうぞ、次の週末はエチオピア式コーヒーでゆっくり流れる時間をお楽しみください♪
マンカシャカシャの使い方
How to use Mankeshkesha
生産地から日本での裏側ストーリー

壮絶なるマンカシャカシャ物語
エチオピアではコーヒー生豆を商店などで買ってきて、自分で焙煎するのが日常的です。 そこでコーヒー豆を焙煎するときに使うのが、マンカシャカシャというもの。 今日はその『マンカシャカシャ』についてや、マンカシャカシャを日本に輸入するときの激動エピソードをお話したいと思います。 目次 ・マンカシャカシャとは? ・50個を輸入する予定が1,500個になった ・エチオピアでの製造工程で○○○○個ダメになった ・勤続20年の通関士が「こんなひどいもの初めて見た」 ・生き残ったマンカシャカシャ

コーヒー生豆 生産者 ハブタムとの出会い
Galitebe(ガルテンビ)が取り扱うエチオピアのコーヒー生豆の生産者は2人。今日はそのうちの1人、ハブタムとのストーリーや取り扱う生豆について。 ハブタムと初めて会った時にローカルなレストラン、いや、食堂てきなところでインジェラをともに食べたのを覚えています。 ハブタムはスマートフォンを持たず、SNSどころかメールアドレスさえ持っていませんでした。やりとりは全て電話か直接です。 いつもチェックのシャツを着ていて、トラックで迎えにきてくれます。

【エチオピア】コーヒー生産地でのコーヒーを知ってますか?
エチオピアは世界有数のコーヒー生産地。 そして生産したコーヒー豆の約半分を自国消費します。 今回はエチオピアで、どのようにコーヒーが消費されているかを詳しく見ていきたいと思います。 日本に出回っているエチオピアのコーヒー豆はほんの一部。 記事を読んでいただくことで、本当の『エチオピアコーヒー』という存在を知っていただけます。

【実録】コーヒー生産地に行く道中
今回は精製所への道中のお話をしたいと思います。 目次 ■行き方3択!あなたはどれでいく? ・飛行機 ・長距離バス・運転手つきレンタカー ■楽しい道中 ・11時出発のバスが5時に出発する ・みんなで見るエチオピアンコメディ ・爆音で聞くカントリーミュージック ・とにかく検問 ■命がけの帰り道 ・まずはヒッチハイク ・理不尽な警察 ・ボロボロのタイヤ