ドリップコーヒーの美味しい淹れ方
「店で飲む味を家でも飲みたい」
「自分で淹れるとあまり美味しくない。」
「毎回、味が安定しない」
そんなあなたのための記事になっています。
見ながら淹れることで、間違いなく美味しいコーヒーが飲めます。
※美味しいコーヒー豆で淹れることが大前提です。
ガルテンビコーヒー
エチオピアに行き、生産者を直接訪問。そこから二人三脚で品質を向上し、今まで世界に出回っていなかったエチオピアのコーヒーを日本で提供中。店舗は大阪府堺市にあり、生豆・焙煎豆の販売からドリップコーヒーやカフェラテなどの店内飲食・お持ち帰りも可能。オンラインショップからは全国発送可能。 |
今回は140mlのコーヒーを抽出します。
薄い味、濃い味が好きな方は一度この量で淹れてみて、後にお好みで豆の量を調整しましょう。
<必要なもの>
・天然水または浄水(蛇口に付ける簡易的な浄水器から出る水で大丈夫です)
・コーヒー豆11g
・コーヒーミル(コーヒーを挽くもの)
・やかん(お湯を沸かすもの)
・ドリッパー(ハリオV60 1~2人用)
・ドリップケトル(お湯を注ぐもの)
・サーバー(淹れたコーヒーを受け止めるもの)
・計り(コーヒーをどれだけ淹れたかを計るもの)
・キッチンタイマー(スマホでも可。今回はタイマー付きの計りを使ってます)
・お気に入りのコーヒーカップ
それでは淹れていきましょう。
手順1
サーバーに煮沸したお湯を入れる
そのお湯をコーヒーカップに移動させる
→そうすることでサーバーとコーヒーカップが温まり、コーヒーが冷めにくくなります。
手順2
コーヒー豆11gを挽く
→挽きたてが絶対におすすめです。
粗さはグラニュー糖くらい。
※弊社のコーヒー豆をご購入の方は店頭にて、ミルを調整させていただきますのでご持参ください。
ちなみにプロペラ式の電動ミルはおすすめしません。秒数や回数によって毎回味が変わります。
手順3
ペーパーフィルターを折って、フィルターにフィットさせ、粉を入れる。
→フィルターの形に合うようにしっかり密着させましょう。
手順4
煮沸したお湯を別のドリップケトルに移す
→コーヒーの抽出に適した温度は約90度。一度別の容器に移し替えることで適温になります。
煮沸したお湯をそのまま注ぐと過抽出になり、嫌な苦みや雑味が出てしまいます。
※冬にホーローなどのドリップケトルを使う場合はとても冷えている場合があるので、2回お湯を移す作業をしましょう。ぬるいコーヒーが出来てしまいます。
手順5
粉全体にお湯を浸透させて、30秒蒸らす。
→淵にはかけないようにして、まんべんなくお湯を浸透させます。少し下に落ちるくらいか、ギリギリ落ちないかくらいがいいでしょう。
また、お湯を注ぎ始めるのと同時にタイマーをスタートしましょう。
手順6
淵にはかけないように、500円玉くらいの大きさで、真ん中にゆっくりお湯を注ぎます。
→コーヒーは最初の30mlが濃い味をだします。なので、最初の30mlは気合を入れてゆっくり注ぎましょう。
手順7
計りの目盛りが180gになるまで注ぎ続けましょう。
→180mlを抽出するのに合計2分かけるとちょうどいいです。
タイマーの表示 | 計りの表示 | 工程 |
00:00~00:30 | 0.0g | 蒸らし |
00:31~01:00 | 0.1~30g | 最初の30mlを抽出 |
01:01~01:40 | 31~140g | 抽出 |
手順8
140gになったら、落とし切らずにドリッパーを移動させましょう。
→落とし切った方の液体を飲んでみてください。それがコーヒーに入っていると思うと排除したくなります。
また、モコモコの泡も少し指でとって舐めてみるといいでしょう。落とし切るとその味がコーヒーに入ります。それが嫌で、僕は落とし切りません。
手順9
しっかり混ぜてコーヒーカップに移しましょう。
コーヒーは最初の方が濃いです。なので、上と下で味にばらつきがあります。しっかり混ぜてから移し替えましょう。
コーヒーカップに移して完成です。
ここで、よく聞かれる質問をご紹介します。
~よくある質問~
Q.白のフィルターと茶色のフィルターのどちらがいいの?
A.白がおすすめです。茶色を使う場合はお湯でリンスした方がいいでしょう。茶色をリンスしたお湯を飲んでみると、味がします。その味がコーヒーにも反映されます。
Q.どのドリッパーがおすすめ?
A.弊社では基本的にハリオのV60(1~2人用)を使っています。3~4人用は難しいのでおすすめしません。
他にも質問などあればご遠慮なくご連絡ください。
手順が多く感じましたか?
文面にすると多く感じますね。
ですが、慣れてくるとそんなにも大変な作業ではありません。
僕も、この会社を始めるまではコーヒーを淹れたことがありませんでした。
でも毎日淹れていくうちに、なくてはならない存在になりました。
朝が早い日でも、持ち運び用のカップに入れて自分のコーヒーを持っていきます。
挽きたて、淹れたての美味しいコーヒーが毎日飲めることがどれだけ幸せなことか。
また、大前提ですが『美味しいコーヒー豆』を使ってくださいね。
ガルテンビのコーヒー豆は『冷めても美味しく、飽きない味』を重視しています。
エチオピアの生産者を直接訪問して、そこから品質を向上し、一般的な焙煎時間よりも長く、丁寧に焙煎を行っております。
ご注文はオンラインでも店舗でもできます。
是非一度、この抽出方法でお試しください。
オンラインショップ
実店舗 ガルテンビコーヒー&ギャラリー
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